atelier KUSHGULの冬じたく
京都をベースに活動する,手織りの布作家、アトリエ・クシュグル。
一点一点,手で織り上げて行く布には,独特の表情があります。冬に向けた暖かファブリックを中心にして,生地や雑貨を展示、販売します。
2010年 10/9(土)〜23(土) 11日祝日オープン
日曜日休み
会場 LINNET
お問い合せ
LINNET 075-257-1128
京都市郊外の静かで自然たっぷりの町にある、aterier KUSHGULさんのアトリエにお じゃましました。
織機のまわりには、やわらかなナチュラルトーンのさまざまな質感の糸がいっぱいス
トックされています。
aterier KUSHGULを主宰されている寺田靖子さんは、もともとは建築などを勉強する
つもりで、デザイン、工芸系の大学に進学されたそうです。
そのような勉強をしているうちに、だんだん自分が実際に手を動かして作る、職人的
な作業をしてみたくなりました。
そのときに思いついたのが、木工や金工のようなハー
ドな素材ではなく、以前から好きだった布というやわらかな素材でした。
そこで、織物の勉強を一からし直して、自分なりに織物の作品を作りはじめたそう
です。シンプルなことだけれども、お店で買うものとばかり思っていた布が、自分で
作れるということが、大きなよろこびだということに気づきました。
そのよろこびが
今も続いているそうです。
私がKUSHGULさんの手織り布を見て感じることは、手織り布ならではの手のかけかた、
仕上げの洗いの自然なやさしい風合いなどはもちろんなのですが、そういったことが、
肩ひじ張らずに自然にされているということです。
「手織り=芸術作品」的な気負いがなく、いい意味で主張しすぎていないこと。でも、
繊細な色合わせと丁寧な手作業のマッチング、
そしてやっぱり空気をたっぷりふくん だ風合いは手織りならではのものだな、とも思うのです。
LINNETのイベントでは、KUSHGULさんの布そのものも一部お取り扱いさせていただく
予定です。
どうぞ、お楽しみに!
LINNET リネット
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京都市中京区姉小路通富小路西入
菊屋町562 森口ビル1F
TEL 075-257-1128